そもそもe-sportsってなんなの ~e-sportsに対する個人的見解~
こんばんは
バイトに向かいながらtwitterを見てたら「湘南ベルマーレがFIFA部門を設立する」というニュースを目にし、先日行ったイベントも併せてこれまで若干考えていたことを思い出しました
2018年の新語・流行語大賞にもノミネートされたりアジア大会における複数部門の種目化、オリンピック種目化の是非などでe-sportsという言葉を目にした人も多かったんじゃないでしょうか
ここでぶち当たる疑問が
そもそもe-sportsってなんなの!?
これです。
「ゲームと何が違うのか」「スポーツ????」
そう思いますよね
そのうち広辞苑なんかにも載るんでしょうけど現状Wikipediaにいろいろ書かれているのでそちらを見ていただくとなんとなくある程度の概要はつかめると思います
なぜこの話題に触れるのかというと多くの人がゲームという良くわからないジャンルにたいして"とりあえず"まとめてe-sportsという言葉でゲームをくくって片づけてしまうことがあり。その誤用ができるだけ無くなるようにと願っているからです。
僕の認識としてe-sportsは
①ゲームに内包されるもので
②競技等整備された環境で
③まっすぐに(ガチという意味ではなく)ゲームに向き合っている
この3つがあるときにはじめて使える言葉だと思ってます。
だからFPSやMOBA以外にもモンストやぷよぷよの大会だってe-sportsであるとしっかり言えます。
e-sportsはゲームです
しかし、重要なのはゲームの各タイトルは個々で独立して存在しているということ。これがゲームとe-sportsがくくれない理由です。
各タイトルには様々な趣向や意図があり競技性を追求するものもあればそうでないものもあります。プレイスタイルは自由で、カジュアルゲーマーもいればコアプレイヤーもいます。
それでいいしそれがいいこれがゲームの素晴らしいところなんです。
たかがゲームされどゲーム。ゲームはみんなのために存在する。
さて、次にe-sportsはスポーツなのかという点です
対戦ゲームを例に出すのが一番わかりやすいと思います。
例えばスマブラで相手を吹っ飛ばしたとか、FPSで相手を撃ち倒せたとかそういう瞬間ってすごく楽しいしわくわくするじゃないですか。
僕は、その感覚はサッカーでゴールを決めたとか野球でヒットを打ったのと同じだと思っていて、つまりそうした情動が発生することは運動のいかんにかかわらずスポーツだといえると思います。
最後に僕が先日行ったC4LANというLANパーティ(パソコンやPS4、ボードゲームなどさまざまに持ち寄ってひたすらゲームをするイベント)で体験したことを挙げて締めようと思います。
3日間ひたすらゲームをし続けるイベントの中でひときわ盛り上がったステージがありました。DOA(Dead Or Alive)のステージです
美女キャラクターを着せかえして写真を撮ったりビーチバレーしたりするゲームです(通称エロバレー)
本来は1人で家でやるようなゲームですが
このステージではお題に沿った写真を撮り審査員らのポイントを競うというものでしたが、参加者はみなとにかく真剣で、ひたすらに自分のエロスというものに突き進んでいました。
会場から聞こえてくる「e-sports」の声。
そう、これだってれっきとしたe-sportsなんです
ゲームに真剣に向き合う姿。ゲームは人を熱狂させる。人を魅了するんです。
この業界ではこれまで毎年のように「e-sports元年」という言葉が出ていますが、次のステップに進めるのかどうかはその根っこがどこまで伸びていけるかです。様々な人の理解やサポートがなければ興亡の激しいゲーム界はすぐにしぼんでしまいます。
変化の激しい世界のため僕も考えがまとまり切っていないし、正しいのかもわからない。
けどこれだけはいいたい
ゲーム最高!e-sports最高!まっすぐにゲームに向き合おうぜ!!